注文住宅での家づくり!押さえたい流れAtoZ

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引き渡し・入居以降の流れ

工事も終了し夢のマイホームが完成したらついに引き渡し、そして入居となります。まずは完成した建物をきちんとチェックし、傷や不具合などがあればそれを修理し、全てが終われば鍵や書類を手渡されます。ここで注意することは、しっかりと「チェック」するということを意識してください。どうしても完成した家をみてテンションがあがってしまい、チェックというよりも出来栄えに満足してしまうのですが、不具合に後から気づいてしまうと、引越し後に補修をしてもらったり、補修してもらえなかったりと、嫌な思いをすることもあるので、ここは少し冷静になってしっかりチェックをしてください。これによって初めて建物の権利が施工会社から自分たちに移るのです。その後に新築建物の登記簿に必要な表示登記と権利書に必要な保存登記を申請します。同時に申し込みを行っていた金融機関と正式にローン契約を結びましょう。そして、前の住宅から電話やインターネット、電気、ガスなどの移転手続きを行えば、ついに夢の新居に引っ越しです。

引っ越しと同時に住宅ローンもスタートするので、きちんと繰り上げ返済のことやメンテナンス費用について考えていきましょう。夫や妻が一人で決めるのではなく、きちんと話し合っておくと後でトラブルになりにくいです。 引き渡し後、会社によってはオープンハウスという、完成した物件を一般に公開する依頼をしてくるかもしれません。これによって割引などを受けられる場合があるので、内容をきちんと確認しておき、良さそうなら受けてみるのもいいでしょう。ただ、それによってセキュリティー面で問題が出たり、傷や汚れなどを生じることもありえます。後からトラブルにならないよう、このあたりについてはきちんと話し合っておいてください。また、入居後はアフターメンテナンスが必要になることも。おそらく鍵と一緒に保証書を渡され、そこに定期点検やアフターメンテナンスに対する詳しい内容がかかれています。連絡先も書かれていると思うので、何か疑問点などがあれば確認しておくといいでしょう。

定期点検とアフターメンテナンスがいつまで無償で受けられるかなどは意外と重要なことです。やはり長い間住んでいると部分的に劣化してくることも。長く快適に住み続けるには定期的なメンテナンスなどが必須と言われています。少しでも問題を見つけたら放置することなく、早め早めに対処してもらいましょう。引き渡しや入居以降はおおむねこのような感じ。後はローンを払い終えて完全に終了といったところでしょうか。